『立体裁断』とはアパレル用語であり、身体に合わせて立体的に衣服を作るパターンメーキングの技術です。

ご存じの方は、人台に布をあてて形を作るドレーピングと呼ばれる手法を思い浮かべられることでしょう。しかし、たとえ机上で平面展開されたものであっても、立体的な考え方に基づくものであれば、それは『立体裁断』であると言えます。

コンピュータが進んだ今日、手描きのパターンを見かけなくなりましたが、はたして、それはアパレルCADが普及したためと言えるでしょうか…。肝心なパターンメーキングは、まだまだ手作業で、それをデジタイザーやスキャナで読み取らせ、高価なシステムは、寸法合わせや、縫い代つけのために使われているのが実情ではないでしょうか。

パターンを一から作成する本来の意味でのアパレルCADの普及に、この小サイトが些かなりともお役に立つことを願っております。


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